門真ネット企業プレゼン会 Vol.26
徹底して納期順守にこだわる!
サンロール株式会社 代表取締役 若林 孝男 氏
サンロール株式会社は、平成2年に東大阪市で設立。平成5年に事業拡大のため門真市に移転し、平成19年には紀州製紙株式会社から内外紙工株式会社を買収した。平成20年には本社住所地を四宮へ移転し、現在、サンロール株式会社で2つの工場を、内外紙工株式会社で5つの工場と1つの倉庫を備えている。
同社は紙とフィルム製品の加工品メーカーで、スリッター部門、ワインダー部門、カッター部門、PPC部門の4つの部門があり、スリッター部門とワインダー部門では、大きな幅を持つ原紙のロールを一定の幅で連続切断したりロールやリールに巻き取るスリット加工やワインダー加工を行い、お菓子のパッケージなどの食品包材料、グラビア印刷用紙、建築材料、ラップやトイレットペーパーの芯など幅広く加工している。カッター部門では、巻取紙を平判にするカッター加工を、PPC部門では、色のついたコピー用紙や包装紙への加工を行っている。
同社の強みは、徹底した納期順守にある。納期順守にこだわり、短納期にも対応している。
また、大手メーカーが対応しない小ロットや単品にも柔軟に受け入れているという。プレゼンを行った若林社長は、同じ機械さえ導入すれば他社でも同じような加工はできる。しかし、徹底して納期を順守するのが我が社の何よりの強みだと語る。
経営理念は、「従業員の基本的人権を尊重し、物心両面の幸福を追求する。社員一人ひとりが、自分の能力を十分に発揮し、常に社会の進歩発展に貢献する」こと。こうした理念と、仕事は人間関係が重要との社長の考えのもと、毎朝の朝礼で「職場の教養」の冊子を用いて、従業員に伝えているという。そうした若林社長に今後も注目したい。
【企業データ】
企業名:サンロール株式会社
住所:〒571-0017 大阪府門真市四宮6-1-25
TEL:072-887-7666
URL:http://www.sunroll.co.jp