第59回日時:2025年4月21日(月)17時45分~19時34分場所:北次(株)での現地開催およびオンライン会議システムを使用して開催参加者:24名
(1)開会
(2代表世話人挨拶 (牧野精工株式会社 牧野社長様) —5分
(3)前回の改善報告(株式会社一瀬製作所) —20分
(4)今回の発表(北次株式会社) —40分
①テーマ選定『再カットのムダをなくす』
②現状把握/目標設定/計画
③作業説明
④要因解析
⇒問題点の追求(『なぜ、なぜ』で真因の追求)
⑤『7つのムダ(工程)取りシート+α』作業分析表で対策検討
⑥各社代表者の質問
・各企業のコメントは、『7つのムダ取りシート+α』作業分析表に事前にまとめた上で
コメントください。
⑦アドバイス
(5)北次株式会社の改善状況を、『QCストーリー』作業分析表で状況報告 —20分
(6)参加企業代表者コメント—20分
(7)本日の担当企業責任者総括及び閉会(北次株式会社 北次社長他)
・開催にあたり、門真ネットの牧野代表世話人より
世間は、物価上昇、アメリカの大統領の交代で、経営者にとって悩ましい状況になってきた。
従業員の皆さんは、改善を継続することが会社の力になります。
今回もQC検定を受けた人は明後日発表であると思いますが、改善活動を継続してやっている
と3級も自然と合格すると思います。
QC検定は次回からWeb試験に移行すると聞いています。今後も元気よく活動をお願いします。
●実施内容
・前回までの指摘事項改善状況について、株式会社一瀬製作所から改善状況の報告がありました。
・曲げ工程の分析
入力時間が44%,曲げの時間は33%
・何回も「曲げ」を繰り返しているが曲げの基準はあるのか?なぜ何回も行っているのか?
・基準は90度である。誤差が0.5度以下にしたい。誤差が出るのは、曲げる材料の長さとかの
要因が大きいと考えている。念のため機械側の要因も確認したい。

●北次株式会社
プチ改善の報告
・「芯貼りの工程」改善報
芯地を芯貼りする対象の生地より3mm小さくし、貼り機の下に敷いていた紙を無くした。
・テーマ:「裁断部での再カットを減らす」
・現実の把握:2か月で欠けが16個発生(目標4件/月)
・発生場所:「延反工程」で発生と判明。
・要因:「長尺パーツの見落とし」、「生地には特性がある」
・対策:長さの長いパーツを意識する。延反時に生地の特性を踏まえる
・参加者の意見
・後工程はお客様であるので、後工程に送る前にチェックしないのか?
⇒チェックできていない。

・生地の特性の影響はどのようなものか?
⇒すべりやすい生地だと「ズレ」が発生する。厚みがある重い生地もあり「延反」に影響。
●大日運輸株式会社
・シーラ―塗布機を稼働させた。しかし、ボンド取りに不具合。⇒次回報告
・事務所の改善:整理、整頓等の事務所の整理⇒一部元にもどっているので見直し
・インテックス大阪での物流展見学
① 他社が統一伝票に変更の試み、 ②「自動配車」で大幅に時間短縮の事例
・牧野代表世話人
・じっくりよく見ることが一番大切。今後も集まり意見交換したい。
・石井部会長代理
・5月19日は分室で報告会をしたい。今回の北次さんのマンガでの説明はよく分かった。
このような機会に説明・報告能力を磨いていただきたい。
・北次部会長代理
・今回の報告で、この部会は突っ込まれて価値があると考えている。4月新しい仲間と
継続してやっていきたい。
一瀬部会長代理
・今回は説明不足があったと考えている。石井社長の「子牛の通る道」の話を聞いて毎回同じ事を
やらずに変えることも検討したい。
以 上