門真市ものづくり企業ネットワーク:通称『門真ネット』は市内のものづくり企業の情報交流の場です

第52回 生産性1.5倍部会

■第52回
日時:2024年6月10日(月)17時45分~19時20分
場所:北次株式会社およびオンライン会議システムを使用して開催
参加者:26名
(1)開会及び初参加企業の紹介
(2)門真ネット 牧野精工株式会社 牧野洋一様挨拶 —5分
(3)前回の改善報告(株式会社一瀬製作所)  —10分
 ・『7つのムダ+α』作業分析表で、対策状況の報告
 ・重点指向で推進する1項目を『問題解決型QCストーリー表』 を用いて標準化まで報告
(4)今回の発表(北次株式会社) —40分
 ①テーマ選定『7つのムダ(部署)取りシート』⇒改善の優先順位決定
 ②現状把握/目標設定/計画
 ③観察用ビデオ検証
 ④要因解析
   ⇒問題点の追求(『なぜ、なぜ』で真因の追求)
 ⑤『7つのムダ(工程)取りシート+α』作業分析表で対策検討
 ⑥各社代表者の質問
  ・各企業のコメントは、『7つのムダ取りシート+α』作業分析表に事前にまとめた上でコメントください。
 ⑦アドバイス
(5)その他の各企業の改善状況を、『QCストーリー』作業分析表で状況報告 —20分 
(6) 参加企業代表者コメント—15分
(7)本日の担当企業責任者総括及び閉会(北次社長)

・開催にあたり、門真ネットの代表世話人株式会社牧野精工 牧野代表よりあいさつ
今日も皆さん集まっていただきありがとうございます。北次さんの今回の発表資料を事前に見せていただいたのですが、これもまたチャレンジングな目標だと思っています。また、非常にやりがいのあるテーマなんじゃないかなというふうに感じています。いろいろな要因があると思うので、誰か一人というよりも、みんなで知恵を出し合わないとなかなか改善できないようなテーマなんですね。北次さんのいろんなメンバーも含め、他の会社さんも含め、よく説明を聞いて、みんなでいい答えを見つけられるように議論していけたらいいなというように感じました。北次さんのテーマかもしれないけれど、みんなで頑張っていきましょう。よろしくお願いします。
●実施内容
・前回まで(~第51回)の指摘事項改善状況について、株式会社一瀬製作所から改善状況の報告がありました。

●株式会社一瀬製作所
 いろいろ試してみた結果、ストロークの高さを30mmにすると引っかかりにくくなり、時間も短縮できた。


●北次株式会社

 テーマ選定:
  バイアス工程の予約組みの先読みによる平準化と作業のムダ取り
 選定理由:
 ・バイアス工程のある商品が年々増えており、バイアス管理者の仕事量が増えている。
 ・仕事量増加に伴い、バイアス工程管理者の残業時間も増えている。
 ・スケジュールの先読みができておらず、納期が守れていないというクレームも出ている。


参加者による質問・回答・感想など。
・生産管理をスムーズにしていくには、納期からさかのぼっていくやり方の方が流れ的にはいいのではないか。
・工程管理・進捗管理をエクセルでしているが、SQLサーバなどのデータベースで管理する方がいいのではないかと思う。
・前工程、後工程の予定を立てるには、一緒になって話をするのがいい。
●閉会