■第50回
日時：2024年4月15日（月）17時45分～19時30分
場所：株式会社一瀬製作所およびオンライン会議システムを使用して開催
参加者：22名
(1)開会及び初参加企業の紹介
(2)門真ネット 牧野精工株式会社 佐々木信様挨拶 —5分
(3)前回の改善報告(大日運輸株式会社) —10分
・『７つのムダ+α』作業分析表で、対策状況の報告
・重点指向で推進する１項目を『問題解決型ＱＣストーリー表』 を用いて標準化まで報告
(4)今回の発表（株式会社一瀬製作所） —40分
①テーマ選定『7つのムダ(部署)取りシート』⇒改善の優先順位決定
②現状把握／目標設定／計画
③観察用ビデオ検証
④要因解析
⇒問題点の追求(『なぜ、なぜ』で真因の追求)
⑤『７つのムダ(工程)取りシート+α』作業分析表で対策検討
⑥各社代表者の質問
・各企業のコメントは、『7つのムダ取りシート+α』作業分析表に事前にまとめた上で
コメントください。
⑦アドバイス(阿南)
(5)その他の各企業の改善状況を、『ＱＣストーリー』作業分析表で状況報告 —20分
(6) 参加企業代表者コメント—15分
(7)本日の担当企業責任者総括及び閉会（一瀬社長）
・開催にあたり、門真ネットの代表世話人株式会社牧野精工 牧野代表に代わり同社本社技術部長佐々木信様より
今回50回目で、2024年度は1回目です。50回も続いていらしてすごいなと感じながらも昨年の改善を継続的にやって、今年度はまた一歩深いところに入って、よりよい改善ができればと思っております。皆さんお忙しいと思いますが、時間があれば改善できるわけではありません。忙しいからこそできるアイディアとか改善とかもあると思いますので、今年度もより深い議論ができるように一緒にやっていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
●実施内容
・前回まで（～第49回）の指摘事項改善状況について、北次株式会社から改善状況の報告がありました。
●北次株式会社
・抱っこ紐のネーム付けでデータの配置を変えて行った結果、縫製スピードを上げても崩れなくなった。
→内職の方のスピードは慣れてきて1.32倍になった。
●大日運輸株式会社
・バリ取り工程のローラーを2,600mm短くし作業手順を見直した結果生産性がアップした。
→作業員１名削減（他業務へ）し、年間4百60万円の削減効果となった。
●株式会社一瀬製作所の改善点
・機械の設置が危険だったため壁際へ移動した。
→以前は、工具が狭いところにバラバラに工具が置いてありすぐに取れない、下に落ちて探すなどの時に金型に顔をぶつける等で危険であったが、設置場所変更後は、工具の取りやすさや危険を回避できた。まだ、改善点があるのでさらに改善に向かってアクションを起こしている。
参加者による質問・回答・感想など。
●皆さんが一体となって意見を出し合い生産性の改善をしているのはすごい。
●具体的な生産性の数字だけでなく何百万円レベルの金額の削減効果があるのは素晴らしい。
●難しい課題を乗り越えていく姿に感銘を受けた。
・閉会