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第55回 生産性1.5倍部会

第55回
日時:2024年10月21日(月)18時00分~19時35分
場所:北次株式会社およびオンライン会議システムを使用して開催
参加者:27名

(1)前回の改善報告(株式会社一瀬製作所)  —20分
・『機械課の生産性を1.5倍にする』
対策状況の報告

(2)今回の発表(北次株式会社) —50分
①テーマ選定『副次的な業務の再カットを日々の業務としてこなす』(ムダ取り優先一番)
・現状把握/目標設定/計画
②要因解析
⇒問題点の追求(『なぜ、なぜ』で真因の追求)
③『7つのムダ(工程)取りシート+α』作業分析表で対策検討
④各社代表者の質問
・各企業のコメントは、『7つのムダ取りシート+α』作業分析表に事前にまとめた上でコメントください。
⑤アドバイス

(3)大日運輸株式会社の改善状況を報告 —20分 

(4)参加企業代表者コメント—20分

(5)本日の担当企業責任者総括及び閉会(北次部会長代理他)

実施内容
・前回まで(~第54回)の指摘事項改善状況について、株式会社一瀬製作所から改善状況の報告がありました。

株式会社一瀬製作所

テーマ選定:
・『機械課の生産性を1.5倍にする』
・各工程の現状を明らかにする。工程別(巾切・切欠・長さ切・曲げ)の2週間の作業時間と重量を明らかにする。
時間がかかっている工程の生産性を上げる。
以下は、標準日の工程別のかかった時間

参加者からの質問・回答・感想
・各工程の標準時間はあるのか?標準的な日の時間を調査したが、各工程の標準時間は調査中。
・500㎏はどこの作業を目標か?500kgは入口より出口の曲げ工程。
・巾切に時間を取られていることが分かったが、そこで作業は滞留はしていないと思う。

北次株式会社
・テーマ選定
・『副次的な業務の再カットを日々の業務としてこなす』(ムダ取り優先一番)
・現状:4日以内に再カットの予定であるが、4日以上になっていない場合もある。
・目標:遅くとも5日以内に再カットを完了させる。
・再カットの要因:カット不良、パーツ不足、生地の不良、縫製ミス

参加者からの質問・回答・感想
・後工程で不良を見つけるのは良くないのでは?
・再カット依頼の発生率は? 2~3件/日程度、50件/月(半分は縫製ミス)です。
・裁断はどうしてしないといけないのか?

大日運輸株式会社
・部品を入手し、9月30日から仕上げ塗装3ラインを稼働した。
・改善前:2500本、45人工/時間⇒改善後:人の配置等を変えながら改善後のデータを取得中。
・3ラインの人に配置は?1ラインは8人が基本で、3ラインで3,3、2人を配置している。

牧野代表世話人
・3社ともFactorlismの準備が本格化してくるタイミングでの活動されていることは大変は
すごいと思いましたし、皆さんで知恵を絞って取り組んでください。また、後工程での手を
止めるのだったら前工程でチェックできないか皆さんで話し合ってください。

一瀬社長
・材料が足らないというのは、あまりなく月に数回で、ほぼジャストで、当該部署での管理がいいと思います。
弊社は現状把握を進め、データ取りを行っていきます。現状を数値化します。
3社の問題点の共有化はいろいろな問題点が出て大切と考えています。

石井社長
・QC検定(4級)の勉強から前工程でのチェック大切というのを思い出しました。また、11/18半期の成果発表会を予定しています。

北次部会長代理
・「後工程はお客様というのはそうだな」と感じます。今日の話では出ませんでしたが、しわ寄せがリーダーに来て抱えるというのは考えたい。根本は不良を起こさないこと。
意見いただけたこことはありがたいこと。Factorlsm今週が佳境で、しっかりやっていきたい。

閉 会                                      以上