日時:2022年7月11日(月)
場所:オンライン会議システムを使用して開催
参加者:12名
●開催にあたり、門真ネットの代表世話人株式会社出雲代表(同社、川本様が代読)
・門真市モノづくりネットワークは平成12年に立ち上がりました。目的は産業振興や雇用の創出など、中小企業の交流会を開いて、取引の仲介をしたり、大規模な見本市にまとまって参加したり、モノづくりに適した良い門真市を生み出すことが目的でした。今後の展開は成果あり、結果を残すことによってネットワークありで楽しいねと思って貰える人を増やせるのが課題ではないでしょうか。共に学び共に成長する。製造業が減るのも食い止めるという気持ちで共有していく門真市モノづくりネットワーク部会活動として良いチームを作って行くことが大事だと思っています。
●前回35回の指摘事項改善状況について、一瀬製作所から改善状況報告がありました。
・主な改善点
1.標準作業組み合わせ票の通り、手順ができていない。
・標準作業組み合わせ票を再度検討中(いろんなパターンをつくる。)
2.台車の運用の動線が無駄な動線をしている。曲げの作業が終わり空の台車になったら、そのまま完成品の台車にすることはできないのか?
・台車運用のルールを変更した。(下記図を参照)
3.二人で行うNC作業中に待機時間が発生している。
・作業者間で待機時間がでないよう意思疎通し、何をしなければならないか意識して作業する。
4.扇風機は直置きのタイプだが、転倒などを考えて壁に設置するタイプにした方が良いのでは?(今、設置している場所は適切なのか?)
・柱に付け替えるように検討中
●今回のモデル企業、北次(株)から朝礼について報告と参加者からの指摘がありました。
朝礼動画、ホワイトボードに4色のテープ(営業部4人の色分け)を貼り、段取り、進捗状況や遅延が発生しているものの確認
サンプルを企画に依頼する。企画が4.5名、パタンナーが3名、縫製が1.5名、(一日出勤と半日出勤がいるため)大事になってくるのが材料の手配、また納期に合わせて優先順位をつけ、順番を変えたりする。
※参加者からの主な意見
●納期を短くするためにカバン、バック、ポーチなど、それぞれ担当を決めることはできないのか?
・バックの注文が多いため、個別に担当すると1人の担当者が注文を多く抱えてしまう。サンプル作成等も集中してしまうため、分散して担当するようにしている。
●納期に対し、どれくらいの機関を設定しているのか?
・生地の発注等の期間を要するため10~15日の設定としている。
●まとめ、阿南部会長から次のご指導をいただきました。
・朝礼は、報告・相談・連絡(ホウレンソウ)の中で、その朝徹底すべき事項の報告・連絡がメインと考える。
・TWI人の扱い方:当人の影響のある変更(事項)は前もって知らせるのが基本
・朝礼の終了時は、安全用具の確認など、指差呼称して終了する。
●各社より、朝礼についての実態報告がありました。
・納期や出荷の報告。
・報告事項のみで朝礼といった形がない。
・諦めない、焦らない、飽きないの三つの唱和をする。
・前日の不良の報告。
上記のような内容を各社朝礼で行っているとのことでした。
●阿南部会長より、計画かんばんの導入について話がありました。
・計画かんばんにより、今どの工程にあるのか。どんな状態にあるのか。が直ぐ分かる利点がある。