■第33回 生産性1.5倍部会 開催報告

日時:2022年4月18日(月)17時45分~19時15分
 場所:オンライン会議システムを使用して開催
 参加者:22名

●実施内容
 「まん延防止等重点措置」に基づく要請が解除され、門真市ものづくり企業ネットワークの活動自粛を終了したことから、約5ヵ月ぶりに部会活動を再開しました。 久々の部会活動でしたが、いつもと同様、参加企業による活発な意見交換がなされました。 ただし、まだまだ油断は禁物です。今しばらくはリモ−トでの開催とさせていただきます。
・ 開催にあたり、4月に着任した門真市産業振興 高田課長より挨拶がありました。
「4年ぶりに産業振興課に戻ってきました。本部会の立ち上げ時にかかわらさせていただきましたが、 ますます活発な議論を続けられていることに、敬意を表します。オンラインでは伝わらないこともあるので、 早くリアルで、皆様の工場で開催されることを願っております。」
・ 前回(第32回)の指摘事項改善状況について、株式会社一瀬製作所から改善状況の報告がありました。
・ 主な改善点
●オリジナル台車活用により、導線をよくした。
●装置業者との調整により、機械セットを円滑化

・ 今回のモデル企業、北次株式会社から、工場内全体の工程説明と現場映像の指摘がありました。
参加者からの主な意見
●生産の順序が明確でなければ、来るべきDX化に対応できないのでは。
●司令塔となる人がいるのでは。
●危険性除去、スペース捻出のため整理したほうが良い場所がある。
●現場のフラット化は、よい着眼点。

・ まとめとして、阿南部会長から次の指導をいただきました。
「5Sは仕事の基本。特に整理整頓はモノだけではなく、材料、人、設備も含む概念。また5Sは手段であって、会社として目標・狙いを共有しておくことが前提になります。 また生産計画に対する実績の把握は、製造業の「基本のキ」です。これができて、初めて改善に関するPDCAが回せるといえます。 ビデオではなかなか伝わらないこともあります。時期をみて、企業間の交流も図っていきたいと思います。」
今回は初参加の企業様が1社ございました!ありがとうございます。 門真市内の企業様で現場改善等による生産性の向上に関心のある方は、ご遠慮くなく門真市産業振興課までご連絡ください。