門真市ものづくり企業ネットワーク:通称『門真ネット』は市内のものづくり企業の情報交流の場です

第58回 生産性1.5倍部会

■第58回
日時:2025年3月24日(月)17時30分~19時38分
場所:株式会社一瀬製作所およびオンライン会議システムを使用して開催
参加者:24名

(1)開会の挨拶
 門真ネット 牧野精工株式会社 石森工場長様 —5分
(2)前回の改善報告(大日運輸株式会社) —20分
・『シーラ―塗布機の導入について』⇒仕上2ラインから3ラインに
(3)今回の発表(株式会社一瀬製作所) —50分
 ①テーマ選定『機械場の生産性を1.5倍に』
 ②現状把握/目標設定/計画
 ③観察用ビデオ検証
 ④要因解析
 ⇒問題点の追求(『なぜ、なぜ』で真因の追求)
 ⑤『7つのムダ(工程)取りシート+α』作業分析表で対策検討
 ⑥各社代表者の質問
 ・各企業のコメントは、『7つのムダ取りシート+α』作業分析表に事前にまとめた上で
 コメントください。
(4)北次株式会社の改善状況を、『QCストーリー』作業分析表で状況報告 —20分 
(5)本日の担当企業責任者総括及び閉会(石井部会長代理他)

●開催にあたり、門真ネットの牧野精工 石森工場長より
 今回、牧野代表世話人は川崎重工業で改善報告会があり欠席です。牧野はこの部会の出席を楽しみにしています。
 改善報告会は講師が皆川先生なので次回報告があると思います。3月13日に会員大会後、来年は改善甲子園を
 行う予定ですので頑張ってください。

●実施内容
・前回までの指摘事項について、大日運輸株式会社から改善状況の報告がありました。
 ・仕上げ工程での「シーラー塗布機」の導入について⇒次回報告
 ・事務所の生産性を上げる⇒「サンクスデスク」で情報を一本化⇒SC分室での5S/3Sの勉強を生かす

●株式会社一瀬製作所  
・テーマ:「機械場の生産性を1.5倍に」
 ・曲げ工程を2人体制から3人体制に、(機械課のレイアウト)
 ・10月より曲げ月別1日平均時間をとった結果3人体制が良かった。

・2人体制と3人体制の実績比較を昨年10月より行った。

  ・3月24日のAMADAベンダーを3人体制で運営する「わんこそば作戦」を実施。
 ・参加企業のコメント
  ・機械に貼っている「視野を広く持つ」という意味は」?
   ⇒自分の作業だけでなく、周りの作業をみる。もう一人は、別の作業をすることもある。
 
●北次株式会社
 テーマ:ムダ取り優先一番。 ~副次的な業務(再カット)作業を日々の業務としてこなす。
  ・主要な業務-量産分のカット、副次的な業務―再カット
  ・最終的に「再カット事自体をなくす」ことが目標。
   ⇒現実の把握⇒欠けの分類
    延反が原因では?       (下記は欠けパーツの事例)

 ・今後の対策

   ・集計数を増やし特定要因の特定を行う。
   ・4月原因の分析と対策の膣案
   ・5月に対策の実施

 ・参加者の意見
  ・図面どおりにカットできない要因として、延反されない原因は?
    5枚目に切り替え時に延反されない⇒機械メーカーからも対策を聞いたことがない

・石井部会長代理
 ・「付加価値を生む作業と無駄な作業」の資料―付加価値の作業とは1~10の作業で
  機械に穴をあける時のみ。図で5の作業が付加価値を生み、その他の作業は出来る限り削減
  しないとけないと思う。

・一瀬部会長代理
 ・発表を聞いて一歩づつ着実に進んでいることが分かった。進まない場合は原因が何か探らな
  いといけないと考えている。

・閉 会